2010年1月20日水曜日

大好きなおじいちゃんの思い出
幼いころから私は祖父に色々と教えられてきました。仏壇や神棚に手を合わせ感謝すること、祖父が経験から学んだ事など多くの事を教えてもらいまし た。その中でも幼心にショックだったのは戦争の事や人の生き死についての話でした。祖父は家族の中でも私にだけ何回も話してくれた。それは今考えれば祖父 の懺悔だったのかもしれない。自分が戦争に行って中国の人を殺したくなかったのに殺してしまった事、上官に隠れて中国人を助けた事などだった。そしてその 時にお礼でもらった古銭を軍刀の鍔にして持ち帰った話でした。私が小学生のとき始めてその軍刀を見せてくれました。軍刀の刃は血で錆付きとても怖く感じま したが、祖父は自分の罪を忘れないために持っていると話してくれました。
日本人は第一次世界大戦・第二次世界大戦と戦争をして人殺しを沢山した。
他国の人を人間とは思えない殺し方やひどいことを沢山した。関東大震災では在日の韓国人6000人以上が一般の日本人に殺された、しかしだれも犯罪者として裁かれていない。
戦争や集団で犯した犯罪はなぜ裁かれないのだろう。私は祖父より色々な話を聞いていたので現時に目を向けることが出来たが、一般の人には想像もできない話だろう。
8月になると広島・長崎の原爆や9月の関東大震災の大量虐殺が私の心に重くのしかかってくる。これは祖父が私に与えてくれた学びで多くの人に伝える意味のある事の一つだと思っています。人間が生きる歴史の中で日本人が他国の人を自分の利益のために殺し、
アメリカ人が原爆を使い日本人を殺し、こんなことが世界的に今でも行われています。
日本人も戦後生まれの人が多くなり同じ戦争という過ちを犯すのでないか不安です。
戦争では日本国内も狂っていました。国のためといって沢山の動物や犬も殺されました。
全ての命が軽視されていたのです。核は反対だか自衛の戦争は良いなんてありません。
核も戦争も自衛の戦争もみんな暴力です。暴力により生まれるものは何もないと学校で教わっているのに、なぜ大人になると言い訳や自分を正当化する ために暴力を認めるのでしょう。自分の利益や欲が勝つからでしょう。こんな事を書くと理想論だとか、おかしいといわれるかも知れませんが、私は伝えること が祖父からの私に与えられた学びだと思っています。たとえば間違って人を殺めてしまった人も犯罪者です。沢山の食べ物をもっていて餓死しそうな人に食べ物 分けて上げずに殺してしまうことは、自分が手を下さなくてももっと大きな犯罪ではないでしょうか。だから私は思う事を皆さんに伝え、みんなで行動し平和で 健康で幸せに生きて行きたいと願います。
先人の行いから学び過ちを繰り返さない知恵をもつ
病気も同じです、軽い症状に気がつき命取りになる病気にならないのが知恵です。
自分が幸せになってから人を幸せにするなんて、いつまでたっても無理
こんな人は自分ひとりで、もっと幸せになりたいと欲で幸せになれない。
人の幸せを願う人はその中から学び感謝され幸せになります。
もし神という存在があれば、人間の生きる意味は助け合い全ての生き物や万物と共存共栄する事を願っているでしょう。

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