2010年1月20日水曜日

私は偉い「自慢」?  私は素敵「誇り」?

私は偉い「自慢」?  私は素敵「誇り」?

世の中の約半数の人は自分を「偉いと」心の中で思っている
特に先生と呼ばれる人達の殆どや、管理職の八割がこれに入るようだ
だが、「私は偉い」と思っている人は絶対幸せにはなれないと思う
優越感と劣等感の狭間でストレスを感じて生きているから
自分と他人を比較して、常に自分のどこかに優位性を見出そうとする
「私はすごい、皆とは違うの」こんな風にいつも自分を心の中で自慢に思っている
表向きは、差別はいけないと言いながら、心の中で差別をしている
自分が優位であると感じると一時的に優越感で燃え上がるが
それがいつまで続くかという不安にさいなまれつつ
自分より優位な存在を見つけると悔しいと感じて不満を覚える
自分が劣っていることを感じると、自分はダメだと落ち込む
こんなはずではない、本当の自分は偉いのに
運がついていないからこうなったのだ、あの人のせいでこうなったのだ
こんな風に責任転嫁して自分をなぐさめる
自分をなぐさめる材料が見つからないと
今度は自分を責めて落ち込んでみせる

世の中の2割の人は自分の事を「素敵」だと思っている
自分と他人とは比較せずに
成長しつつある自分の姿に対して「よく頑張っている」「素敵だ」
こんな風に自分に誇りに思っている
基本的に誰もが平等であると感じており
「誰が偉くて誰が偉くないか」などには無関心なのである
皆と仲良く生きていきたいと思うから
常に気さくで友好的である
未来の自分に憧れて生きていける
だからストレスとは無縁の世界
いつもワクワクして生きていられる

こっけいな話に聞こえるかもしれないが
あなたの飼っている犬も猫も、自分が[偉い]と思って生きている
自分より弱い動物を見ると優越感を感じ
自分より強い動物を見ると劣等感を感じている
「犬の振り見てわが身を治せ」人間は全てを労わり、助けることが出来る動物だから

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